WEPs
グッドプラクティス紹介
原則6
大和ハウス工業株式会社
施策の担当部署
安全管理部
施策概要
6.1 地域コミュニティでの協働
全国低層住宅労務安全協議会の主催する「じゅうたく小町」に当社の女性工事監督職を多数派遣しており、建設現場への快適トイレの導入や女性工事監督職の子育てと現場の両立のための環境づくりを低層住宅業界全体で取組んでいます。男性中心のイメージの強い建設業界において、女性の施工職(施工現場管理)は152名と業界においてもトップレベルであり、施工現場で働く女性技術者・技能者の作業環境を改善するための取組みとして、女性向けのヘルメット、安全帯などの保護具も開発しています。作業環境の改善は現場で働く男性の作業環境の改善にもつながっています。
施策を導入した経緯(理由・動機)
「じゅうたく小町」は、まだまだ少数派である、住宅メーカーの女性工事監督のネットワークづくりのため、2015年6月より、全国低層住宅労務安全協議会の中で「女性技術者情報交換会」を発足しました。当社は発足時より女性工事監督職を派遣し、立ち上げに関与しています。
施策の開始日
- 2015/6/1
施策の主な目標
定着率の向上
施策を進めるにあたっての課題
現場を持っている中で、自主的な改善活動に時間を割くことと、一方で他社の同職種の方のネットワークになっていることの、活動時間のバランスが当初の課題でした。
課題に対して工夫したこと
じゅうたく小町として、参画企業全体の組織図を作って平等に役割分担をすることで、特定のメンバーに負荷が偏らないよう、負荷も分散させる運営を行っています。