WEPs
グッドプラクティス紹介
原則3
大和ハウス工業株式会社
施策の担当部署
サステナビリティ企画部
施策概要
3.1 暴力・セクシュアル・ハラスメントの根絶
- 1) ハラスメント防止規程の制定
– ハラスメントの禁止行為を明確化
– セカンドハラスメントを禁止行為として相談者保護強化 - 2) ハラスメントを相談しやすい体制および相談対応の体制整備
– 内部通報窓口を複数設けてポスター掲示等窓口の周知徹底
– 各事業所に人事系責任者以外にもハラスメント防止エキスパートを任命、相談しやすい体制とした。エキスパートにはスキルアップ研修を実施した。 - 3) 社外からのセクハラ防止のためのセクハラ防衛ガイドブックを全社員に配布
- 4) 女性営業全員に防犯ブザーを配布
施策を導入した経緯(理由・動機)
- • 労働施策総合推進法の改正のタイミングにあわせ、心理的安全な職場風土醸成のためのゼロハラアクションプランを策定。
- • セクハラに関しては、社員面談等を通じて直接的ではなくとも退職事由につながっていることを課題として認識しており、女性営業を対象としたアンケートより、社外においてもセクハラを受けている実態をふまえ、自社の社員は自社が守る、というコンセプトにて女性営業管理職を中心としたタスクフォース活動を通じてセクハラ防衛ガイドラインを策定。トップもハラスメントゼロについては強くコミットしている。
施策の開始日
- 1) 2020年6月
- 2) 2019年4月
- 3) 4) 2020年8月
施策の主な目標
定着率の向上・組織のパフォーマンス向上
施策を進めるにあたっての課題
トップがハラスメント防止については以前より強くメッセージを発信しているため、進めるにあたっての大きな課題はありません。しかし、セクハラ防衛ガイドラインの策定においては、「女性営業だけ特別な」配慮が求められることへの抵抗を示す方もごく少数いらっしゃいました。
課題に対して工夫したこと
- • 女性だけでなく男性にも共通のガイドラインとして設定、ガイドブックも全社員に配布
- • 当社で具体的に起こりうる事例を複数掲載し、上司の対応についても記載することで、上司自身のガイドブックとなる内容とした。
施策の今後の計画・展望
ハラスメント防止エキスパートおよび人事系責任者への定期的な研修の実施