WEPs
グッドプラクティス紹介
原則2
大和ハウス工業株式会社
施策の担当部署
サステナビリティ企画部、人事部
施策概要
2.4 柔軟な働き方
- 1) 育児休業の当初5日間を有給化
- 2) 事業所の業績評価に経営数値以外の評価項目の一つとして「事業所ダイバーシティスコア」を導入。女性の育成状況、障がい者雇用率等とあわせ、男性の育児休業取得率を評価項目に導入。
施策を導入した経緯(理由・動機)
- 1) 男性社員の働き方を見直し、育児休業を取得したい男性社員が当たり前に取得できる風土醸成のため
- 2) 本社、東京本社以外に75事業所、9工場があるなかで、ダイバーシティの推進を全社で進めていくために、各事業所の状態を可視化すること、および会社として重要視する考え方を示すことを目的として、事業所の評価項目に導入。
施策の開始日
- 1) 2016年4月
- 2) 2019年4月
施策の主な目標
エンゲージメント向上・人財の獲得
施策を進めるにあたっての課題
ダイバーシティの推進を測るための数値化できる項目の設定が難しかったことと、運用上の作業負荷が懸念された。
課題に対して工夫したこと
- • 女性、若年層、障がい、男性育児参画、とダイバーシティの複数の切り口からの項目設定を行った。
- • 女性比率や雇用率など、半期で変動が大きくない項目と合わせ、男性の育児休業取得率のように実行に移しやすい項目を入れ込んだことで、結果的には男性の育児休業取得率向上に繋がった。
施策の今後の計画・展望
男性の育児参画について、育児休業の取得促進も含め、日常的な育児参画ができるための意識付けや働き方の選択肢を増やす施策を検討していく。